2022.02.17
「健康な骨」は一生の宝もの
始めよう!「健康な骨」つくり!
何歳になっても、骨に関するお悩みは尽きないもの … 成長期のお子様では部活動での野球肘であったり、オスグッド、身長の伸び盛りにも気になる骨のお悩み。 中高年になっても、女性は特に閉経後のホルモンバランスの変化により 骨粗鬆症 の心配もでてきます。骨は「高齢者のお悩み」と認識している方も多いかもしれませんが、若くても生活習慣の乱れであったり、出産後の体質の変化により骨量が減ってくるとも言われますので、早い段階から「健康な骨」を意識しながら生活していきましょう。
骨も「免疫バランス」が大切
私達の骨は、成長期を終えた後も他の組織同様に絶えず新しく生まれ変わっています。 骨の新陳代謝は ❏ 古くなった骨を溶かして代謝 = 破骨細胞 ❏ 骨の形成を担う = 骨芽細胞 この2つの免疫細胞がバランスを整えることで「健康な骨」が維持されています。
「破骨細胞」「骨芽細胞」 のバランスが悪くなるとどうなるの?
❏「破骨細胞」が過剰に働き始めると = 骨粗鬆症や関節リウマチ、歯周病 … ❏「骨芽細胞」が過剰に働き始めると = 大理石骨病 となり骨折をしやすくなる … などの心配が出てくるといわれています。
「健康な骨」を保つには
「健康な骨」を保つには、日頃の生活習慣の見直しと食事バランスを整えることが重要です。また、軽い運動は骨の強度を保ち、日光浴も骨の形成には良いとされます。この様な生活が定着してくると、必然的に自己免疫も高まり 「健康な骨」を維持することができます。