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MRE成分と免疫力向上についての研究報告

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2017.08.21

不眠症と腸の意外な関係

不眠症はもはや日本人の国民病?

調査によると、日本人の5人に1人が「睡眠で休養が取れていない」「何らかの不眠がある」と回答しています。特に加齢とともに不眠は増加し、60歳以上の方ではなんと約3人に1人が睡眠問題で悩んでいるという結果に。もはや不眠症は、ありふれた病気だと言えるでしょう。

不眠症には入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害の4つのタイプが存在しますが、実際にタイプ別の有病率を見てみると、どのタイプも加齢とともに顕著に増加していることがわかります。なぜ、不眠に悩む人がこんなにも増えているのでしょうか?

不眠の原因のひとつが、睡眠ホルモン「メラトニン」分泌量の低下

現代日本は、インターネット・スマートフォンやLEDの普及、24時間営業店舗の増大による光環境の変化、昼夜を問わず働き続ける24時間社会などにより、体内時計が乱れている人が多くなっていると考えられます。その影響を受けているのが、体内時計に働きかけるメラトニンという睡眠ホルモン。メラトニンは、覚醒と睡眠を切り替えて自然な眠りを誘う作用がありますが、不規則な生活で分泌量が減ることで睡眠に障害をもたらすと考えられています。

「睡眠ホルモン」メラトニンはセロトニンを原料として作られます。セロトニンを増やすためには不規則な食生活や睡眠不足など、現代社会ならではの生活習慣を改善することが第一。朝起きて太陽の光を浴び、適度な運動とバランスの良い食事を摂るなど、規則ただしい生活がセロトニン分泌を促します。

セロトニンの95%は消化器官で作られる。不眠解決の鍵は腸内改善にアリ?

メラトニン生成に欠かせないセロトニンですが、その95%は腸などの消化器官で作られています。

実は「腸は第二の脳」とも言われ、ただ食べ物を消化吸収するだけでなく、もっと幅広く私たちの体の健康を左右しています。もともと生物は腸から進化が始まり、身体の司令塔である脳も腸が神経細胞を発達させ進化さした結果できた臓器だと言われています。そのため、脳と腸は情報を相互にやり取りし、さまざまな対応をとっているのです。

詳細はまだわかっていませんが、消化器官でつくられるセロトニンと脳内のセロトニンは何らかのつながりがある可能性があります。ある研究では腸内が無菌のマウスは脳内のセロトニンが少なく、無菌マウスの腸内と元に戻したところセロトニンレベルが正常に戻ったという報告もあるほど。

規則正しい睡眠を取り戻すためには、まず腸内環境の改善から考える、というのもひとつの方法かもしれません。