2017.05.19
免疫力アップして感染症にも負けない体つくり!
決して侮れない、かぜ、インフルエンザ、新型ウイルスの脅威
毎年のようにかぜやインフルエンザは流行するため、「いつものこと」と油断していませんか?しかし、過去に流行したインフルエンザで多くの死者が出たこともあり、決して侮ることはできません。かぜ・インフルエンザの対策は、まずマスク着用やうがい・手洗いでの感染予防、症状を和らげる薬の服用を、そして一番重要なのが免疫力の活性化です。
そもそも、免疫力ってなんだろう?
免疫力には大きくわけて「自然免疫」と「獲得免疫」のふたつがあります。
自然免疫とは、免疫細胞(マクロファージ)などが細菌・ウイルスの体内への侵入を防ぎ、侵入された場合も撃退を行います。それに対して獲得免疫とは、侵入してき細菌やウイルスをマクロファージからの情報を得て、記憶し、抗体をつくり排除するもの。あらかじめワクチンを打つのは、この獲得免疫をつくるためです。
自然免疫が強い人ほど症状が現れにくい
免疫力の中でもまず第一の砦として働くのは「自然免疫」です。自然免疫が防御できなかった時に登場するのが、第二の砦である「獲得免疫」。そのため、自然免疫がしっかり働いている人ほど細菌・ウイルスに感染しても症状が出なかったり、症状を軽く抑えることができます。かぜ・インフルエンザ対策には、自然免疫である免疫細胞(マクロファージ)などを活性化させることが大切です。