2024.06.18
知っておきたい『やせメタボ』の話
スリムな方も要注意!「 やせメタボ 」ってご存知ですか?
近年、一見するとスリム体型なのに
「メタボリックシンドローム」と同様の健康リスクを持ち合わせている人が
若い世代を中心に増加 している事が分かって来ました。
その背景には ・・・
などが影響していると言われています。
「私は太っていないから大丈夫」と思っている
痩せ体型(BMIが18.5未満)のあなたでも、
実は、気付かぬ内に体内で「メタボリックシンドローム」のリスクが
進行しているかもしれません。
太っていないのにメタボと同じって、どういうこと?
「メタボリックシンドローム」とは、内臓に脂肪が蓄積されて、
高血糖 や 高血圧、脂質異常 などの動脈硬化の危険因子を持ち合わせた状態 を指し、
おなかに溜まった過剰な脂肪が原因 で起こると考えられています。
一般的には、ウエストの太さ(内臓脂肪の蓄積)が
基準値を超えているかどうかで判断され、
肥満 = メタボリックシンドローム と思われることが多いのですが、
肥満ではない方でも 「メタボリックシンドローム」と同じような
健康リスクを持つ方がいることが分かってきました。
やせ型でもメタボリックシンドロームのリスクが高い人の特徴
※ 最近の研究によると、
BMI18.5未満のやせ型の若い女性 で、
食べる量が少なく 運動量も少ない人 では、
肥満の人と同レベルで
インスリン抵抗性を起こしやすく、食後の血糖値が下がりにくいこと が
報告されています。
やせメタボを予防・改善するには?
【 筋肉量を増す習慣をつくろう!】
やせ型の人でインスリン抵抗性が生じやすい人は、
筋肉量が少なく、筋肉の質も低下している という特徴があります。
この様な人は
筋肉に取り込まれる糖が少なくなり、血糖値が下がりにくくなる 傾向があるので
体をしっかり動かし筋肉量を増やす習慣 を付けること必要です。
【 食生活の見直しをしよう!】
内臓脂肪が蓄積されにくい食生活を取り入れる事 が必要です。
食物繊維は腸内環境をキレイ にしてくれるだけでなく、
脂肪が体に吸収されることを防ぐ働きがある のでオススメです。